前述した中で少し触れましたが、障害年金を受けるには
ダウン症でも合併症が必要になります。

しかし、その合併症とはどの様な病気が多いのでしょう。

まず、最多とも言われるのが「心室中隔欠損」「心内膜欠損」
などの心疾患が約40%と言われるくらいで、中には手術を
受けるダウン症の患者さんもおられます。


スポンサードリンク




心臓のこれほど重い病気を患わなかればならないとは、
ダウン症という病気の怖さを思い知らされるでしょう。

勿論、全てのダウン症の方がそうでは有りませんが、
心臓疾患以外では眼科的症状で、眼の吊り上がりからの
「屈折異常」「斜視」「白内障」などが挙げられます。

しかし、心疾患の治療を行う患者さんが多いのに対し、
上記の眼球の病はそのままにされている方が
ほとんどだとも言われています。

この心疾患との差は、命に関わらないからだと考えられますが、
ご家族にお話しを聞いてみると、
『本人の特徴だから残してあげたい』との事でした。

この、ご家族のお気持ちが、少しでも伝わるでしょうか。

そして次に多い合併症は、中耳炎などの耳鼻科系の病気ですが、
何度も繰り返すうちに難聴の原因になり、これらを併発することで
「言語発達障害」になります。

生まれ付きうまく話せないのに、この症状が酷くなると手話通訳や
言語聴覚士による訓練が必要になってきてしまうのです。

ただ、実際はこの病気をお持ちの方が意外と多いのも知って下さい。

解りやすく発生率を数値で表すと、出生頻度は母親の年齢が
20代前半で約1000人に1人で、45歳以上だと1600人に
1人とも発表されています。

そう考えると、決して珍しい病気ではない事がお判りになるかと
思いますが、身近にこの病気をお持ちの方がなかなかおられない
のではなく、気付かないだけの事ではないでしょうか。


スポンサードリンク




しかし、このお話しをお読み頂いて理解が深まり、ダウン症に
対して偏見が無くなれば、ダウン症の方の手助けになる存在に
なって下さると思いますので、もうしばらく読み進めて下さい。

この様に、ダウン症をお持ちの方が多いのに、一般の方だと、
なかなか会う機会がないのは何故でしょうか。

1つの理由としては、本人が一目を避ける気質になってしまわれて
いる事と、どうしても人前だと混乱してしまわれる時がある為、
そのような場所への外出を控えておられるからなのです。

そうは言っても、年齢と共に慣れて来られると、自分の好きな趣味の
場所や多人数での小旅行にも参加される方が多いです。

例えば大きなコンサート会場やテーマパークなどで見掛ける事が
多々あります。

その様な場所に訪れた際には、興味本位に探したりせず
困っておられそうな表情の方がおられたら、誰でも声を掛け力に
なってあげるべきなのではないでしょうか。

 

・前のページ>>                ・次のページ<<