妊娠約5ヶ月を過ぎると母親のお腹の中で子どもは
人としての形をなしてきます。その過程では以下の
身体的特徴が出てきます。

・指の数
・指同士の幅
・鼻筋の根
・首の太さ


こうした状況になってくると、ダウン症の判別ができる様になります。


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この判別をするのは、超音波検査です。主体は形の異常を検出。
最近の発展は目覚ましいものがあり、非常に細部まで検査できます。

一般的な平面による検査ではなく、立体画像による検査
3Dエコー4Dエコーなどもあるのです。

エコーでダウン症の特徴があるかどうか、分かる場合もあれば、
分からない場合もあります。

超音波検査では、心臓の動きや形に異常があるかどうか、
胎児の首の後ろにこぶのようなものが見えるか、見えないかで
ある程度、ダウン症か判別できます。

12週頃の超音波で、首の後ろの長さを測り、その長さによって、
遺伝子的な異常が95パーセントは分かります。

残り5パーセントのうち、3パーセントは、超音波では見えない異常です。
残り2パーセントは、医師の見落としや、勘違いからです。

ダウン症の子は心臓に病気を併発している例や、
首のうしろにこぶみたいなものが超音波で、
確認する例が多いのです。

エコーで分かる場合はあくまで「可能性はある」ということになり、
実際に出産してみると異常がなかったというケースもあります。


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■エコーでダウン症と判断される特徴

・心臓の動きや形に異常がある
・赤ちゃんの首の後ろにこぶのようなものが見える
・指の数に異常がある
・指同士の幅に異常がある
・手足の短さ


・NT=後頭部のむくみ

この浮腫は、どの胎児にも見られます。成長の過程で無くなりますが、
ダウン症胎児は、浮腫が厚い傾向があるという研究結果があります。

浮腫は低エコー域ですので、超音波でその厚みを見る事ができます。
実際の確率では、厚みが3mmの場合、それ以下の場合に比べて5倍、
3mmよりも大きければ24倍と、極めて高くなる傾向があります。

※NTの意味

英語でnuchal translucencyと書き、NTとはその略です。

胎児の首の後ろ皮下の黒く抜けている部分を計測します。
妊娠11週0日より13週6日の間で計測します。35mm以上の場合、
染色体異常、胎児奇形、との関連が認めます。

しかし、多くの場合は消失し、健常児です。

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■エコーNTの厚さ計測の始まり

NTの研究は一九九〇年代にイギリスなどで進められ、
日本にも広がった。しかし超音波では異常の確率が分かるだけです。
確定診断には羊水検査を受ける必要があります。

イギリスではこのダウン症の確率診断は、母体の年齢などは
関係なく、必ず実施される項目です。

今のイギリスは、テレビドラマにダウン症の赤ちゃんが出演したり、
ダウン症の役者などもいて障害者が活躍できる社会の仕組み作りに
真剣に取り組んでいます。

イギリスの出生前診断が非常に高く、妊婦の2/3が受けます。
日本もダウン症胎児が生まれてきた時に、安心して育てていける
社会になると良いですね。

 

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