ダウン症の子供は、高い確率で何らかの合併症を持つことが多いです。
ダウン症の人は、昔20歳ぐらいまでの命と言われていました。

しかし現在では、50~60歳ぐらいまで寿命は延びたのです。
それでも障害のない人と比較して短命の傾向にある背景には、
さまざまな合併症を引き起こしやすい事が関わっています。


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ダウン症児に見られる主な合併症は以下

先天性心疾患(ダウン症児のうち40%)
消化管の奇形(十二指腸閉鎖、食道閉鎖、肛門閉鎖など。2~4%)
白内症(2%)
急性白血病(1%)
甲状腺疾患(3%)
点頭てんかん(10%)
眼の屈折異常(近視、遠視、乱視)、難聴、浸出性中耳炎


基本的スタンスとしては早期発見、早期治療が賢明です。
子どもが小さい時は、自分で症状を訴えてくれないものと
認識する必要があります。

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親は、どういう時にどういう問題が出てくるかの知識を持つことが必要です。
ダウン症と診断された時点で、どんな体の病気を心配すべきかを、
よく勉強して注意深く観察して早期発見に繋げたいです。

子供もまた、普段の生活から用心して、普通の人なら何でも
ないようなことについても注意を払い、慎重に行動する必要があります。


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ダウン症の合併症症状とは?

 

■目

合併症として、斜視、屈折異常、眼振、先天性白内障があげられます。
眼の病気は、生命にはあまり影響しなくても、感覚器として生活に
与える影響は計り知れません。

もし白内障が両眼全体に広がっているにも関わらず、
放っておくと視力の発達を阻害します。
手術が遅れると弱視になってしまうので眼科の検診は欠かせません。

小さい子供の場合は特に、目に異変が起きている事を親に上手く
伝える事が出来ない為、親が率先して気付いてあげる必要があります。

とくに屈折異常は多く、近視・遠視に乱視を併せもっている人も多くいます。

 

■ 心臓

最も多いのは心臓疾患です。
心室中隔欠損、心内膜欠損、動脈管開存などが高頻度です。
心臓手術は有効な治療方法です。

先天性心臓疾患を挙げることができますが、先天性心臓疾患は
、生まれながらにして心臓に何かしらのトラブルを抱えている病気です。

心臓は全身に血液を送って、全身の細胞を正常に動かすために
とても重要な臓器です。心臓のどこかに異常があると
色々な症状になってみられます。

■消火器

子供に起きる消化器疾患はほぼ先天性であり、大抵は緊急に
手術をしなくてはいけません。ダウン症の子供の2割程度が、
消化器疾患のどれかを患っています。

食道や腸に異常が見られるケースが少なくありません。
食道閉鎖、鎖肛、十二指腸閉鎖など、生後まもない時期に
手術が必要となることもあります。


■耳

ダウン症は言語発達が遅れ気味ですが、難聴も言語発達の阻害因子です。
ダウン症児の半数近くに聴力の問題が見られ滲出性中耳炎です。
何回もくり返すうちに鼓膜の可動性が悪くなってしまいます。

聴覚の発達の遅れもあり、検査では判別する事は不可能です。
聞こえているかどうか心配するのを見極めるのは際どいです。
少し聞こえにくいのが普通との認識を持ちましょう。

はっきりした大きめの声で、顔の表情や身体の動作も入れて
話しかける事によって、赤ちゃんも理解を示すでしょう。

 

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